レポートが埋もれていました💦
時差投稿失礼します。
\YouTubeライブで参加しました/
1/18(火)「令和の母子手帳」にアップデート
◆(国会)超党派ママパパ議員連盟
◆(地方議員)出産議員NW・子育て議員連盟
合同研修会
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▶母子保健手帳改正
省令様式(全国共通)
&任意様式(各自治体の判断)の
2022年改正に向けて、
厚生労働省が関係各所に
ヒアリングした結果について
○厚生労働省 子ども家庭局 母子保健課
.山本圭子課長 の報告
○意見交換
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事前に提出した意見・要望
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◆手帳の名称について
「母子」という表現から
反射的に「父子」「親子」として
思考してしまいがちですが、
内容から考えて、
「母体」+「子どもの発達台帳」であることを
きちんと共有してほしい。
・・・・・・・
◆手帳の内容について
□現状の確認
母体の状況ー胎児の状態ー誕生
ー予防接種記録ー発育状況 等
についての記録ができるようになっています。
□盛り込んで欲しい内容について
①「産後の母体」への観察記録の視点について
・ 現状は、
産んだ直後から「母体」としての役割が終了し、
手帳の内容は、
専ら「子」の発育記録のみとなっています。
産褥期の母体へのケアについて
「健康管理」するためのページ構成が
不在であることを、補う仕組みが必要です。
・出産は全治8ヶ月の重症
という表現もあるくらいで
産後の産褥期をきちんとケアすることが、
更年期につながる女性の体の健康に
大きく影響するにもかかわらず
「私がこの小さな命を守らなくちゃ」と
気持ちが高ぶる中、
母親自身のケアは後回しになりがちです。
自分自身を大切にすることにさえ
抵抗を感じてしまうのが実情であり、
産後ケアの視点を定着させ、
本人やその家族をはじめ、
産後の母体に配慮できる社会を
育んでいきたいと考えます。
②家族みんなで子育てをする
社会醸成の役割について
・別冊型の父子手帳を
併用配布している自治体もあります。
・母子手帳は、
「母体」となる母が持ち歩く傾向にあるため
父子手帳は、父親にとっての
産前パパママ教室等の参加記録など、
当事者意識を持つきっかけづくりにも
活用されています。
③子どもの発達台帳の役割について
・愛知県小牧市では、
「生と性のカリキュラム」という冊子があり、
その冊子と連動して
親子手帳(母子手帳)の内容も独自の編成として
小学生以降も記録できる内容になっています。
○「生と性のカリキュラム」を構成しているような、
子どもの発達の延長に、
乳幼児~思春期の体の発達や変化まで
つながりを持った教育環境の提供も、
共に拡がるといいなと思います。
○手帳の守備範囲も、このように、
成人までをカバーするのもいいなと思います。
・自治体独自の編成の際には、
配慮が必要なケースもあります。
例えば、
発達過程の情報ページに
「思春期に、異性を好きになる」
という表現の手帳も事例としてあり、
多様なジェンダーが想定されていないため、
改める必要を感じます。
そういった事例の共有なども
必要と思います。
・・・・・・・
◆手帳の形体について
世帯として考えると、
現状1冊となっている母子手帳について、
その表現を「親子」手帳とすることで、
多様な家族の在り方に配慮する
いう発想も理解できますが、
①子の健康観察記録
②母体の産前産後記録
③家庭全体で子育てをする社会醸成のために
父親の当事者意識を育む
④母体+子のケアのための
知識&子育ての心得など必要な情報
という、4つの要素を考えると、
1冊に盛り込むことで分厚くなり、
更には多胎・多子世帯にとっては
負担が増えてしまうことも想定し、
4つの要素を1~3冊程度の
別冊で一帯となるような構成も
ありかなと感じます。
・・・・・・・
◆手帳の活用について
現状は、
記録のためにページを開きますが、
情報ページは配られて終わりとなってしまうため、
情報や手帳自体を活用するための教室など、
パパママ教室の充実と共に
活用のための仕組みづくりも
セットで必要だなと思います。
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手帳の望ましい在り方や内容構成、
更には母体を含め周産期への
社会全体の理解を育み
「出産+子育て」が
「個人的なこと」から「社会的なこと」へと
包容力ある空気の醸成に
寄与されることを心から応援しております。
一読いただきまして、ありがとうございました。
※我が家の4冊は、
第1子から第4子まで6年間の間に
自治体による、その時々の変化がありました。