元気日記
2007年3月28日
強いモノ・・・
「お金も体も強いモノが勝つ」だけの世の中ぢゃいかんねぇ・・・
これは、今日の母の印象に残ったコトバでした。
3月議会も終わり、議会報告とともに、
選挙に向けて慌ただしく暮れていく毎日ですが、
今夜は久しぶりに、母の依頼を受けて作業をしながら
近況を語り合う時間となりました。
(一時間はあっという間でしたが・・・)
私は尾張旭市内で出会う様々な方々との話や出来事、新たな発見が主で、
特に、1期4年の間様々な形でお世話になった方々からの改めて、
あたたかい気持ちに出会う場面が多いという内容です。
母は、昔から一緒に平和や人権の分野で課題に取り組んできた
車椅子の議員さんの選挙を前にして、久しぶりにお会いして
改めて、選挙を闘う中で、「物理的に不利である状況」を
目の当たりにした話でした。
そして、あれこれ、応援の仕方を考えていました。
「お金も体も強いモノだけが勝つようではいけない。」
冒頭のこの言葉は、
母に染み付いた感性です。
私は、こんな母の何気ない一言で、いつも心に火をつけられ、
また、母の娘でよかったと、母を尊敬できる瞬間となります。
選挙前は、よく新聞社等からアンケートをいただきます。
先日、「尊敬する人物」の問いに具体的な人物が浮かばず、
かといって、「母」と応えるのは、
同じ職業であるだけに、
受け取り方によっては、「盲目的崇拝」のように受け留められることを怖れて
「物事に打ち込める人」と答えました。
それに、
親子で同じ分野に興味を持つと、意見が衝突することも少なくありません。
それで、そうしたという若さというか、青さというか、
そんな部分も作用してそのように答えました。
けれども、今日みたいなことがあると、
素直に「尊敬」のまなざしを向けることができたりもします。
こうして紆余曲折しながら、
それでも、今日一日を振り返り思うのは、
暖かい気持ちで支えてくださる皆さんに、
応えられる自分でありたいということと、
その応え方は、
母のような感性を自分のものにしていきながら
取り組んでいきたいということです。
8万市民が暮らす尾張旭で、8万通りの幸せがあって、
それを応援していく。
この私の目標は、
まず、目の前に居る一人と向き合うことからでしか
始まらない。
今朝、駅立ち後の喫茶店で、
『新しい気持ちでがんばって☆』と、
ピカピカの硬化でおつりをもらった私。
気持ちをリセットした一日でした。