元気日記

元気日記

2005年11月21日

モード切り替え☆

いよいよ議会モードです☆
12月議会の日程を決めるための議会運営委員会と、理事者から議案の前報告を受ける議会打ち合わせがありました。
早、当選から11回目の定例議会になるのですが、この間会派を通して色々な議会改革を進めることができました。
①最初の議会では、質問通告に原稿まで添付を義務付けてあり、デキレースになりかねない状況でしたが、義務が解除されました。
②3回までの回数制限があるものの、質問方法が一問一答方式になりました。
③予算不分割の原則から3常任委員会への分割付託をやめ、予算特別委員会を設置試行する段階にまで至りました。
そして、今、私が疑問を持っていることは、
『議会が開会されて事実上議案が付託される』前に、「質問の通告が締め切られている」現状です。これを改めるため、先月は、京都の亀岡市と、奈良の橿原市に視察に行き、とても参考になりました。両議会とも、議会の開会後に通告を受け付けていました。
現在の尾張旭市議会は、
『招集告示・議案送付→質問通告→開会・議案審査付託』という流れですが、
『招集告示・議案送付→開会・議案審査付託→質問通告』というのが理にかなった形と思います。
議会の日程は、市町ごと、それぞれの議会で運用を決めているので、なんとか議会運営委員会でその事が改革できたらいいなあと思っています。
365日常勤として働いている行政職員が提案してくる議案を、非常勤の私たちが審議するのですから、しっかりとした発言をしようと思ったら、付託された議案をじっくりと審議する時間が必要です。片手間ではとてもできない重要な事として、これからも提案していきたいと思います。
選挙結果も選挙制度によって変わってしまうのと同じように、議会も、議会運営という、その土俵の在り方が審議という取り組みの深みを左右するものです。
心を鍛え、技を磨く努力の一方で、よい土俵づくりにも力を入れて行きたいと思います。

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