課題ピックアップ
どんな立場の人にも、人としての尊厳が守られ、地球環境が持続可能であるためにどのような政治システムが有効であるかという視点で、尾張旭市ならではの環境や特徴を踏まえながら、それぞれの課題と向き合っていきたいと考えています。
いち議員として取り組めること

まずは、自分自身が課題意識をもって調査したり、課題に向き合うことから始めます。
一人の議員として取り組めることは、成果がどれだけ見込めるか
未知数ですが、少なくとも、自身の判断で動けるということは機動力の面で自由です。その点を生かしていきたいと考えています。
会派『市民まちづくりネット』でまとまって取り組めること

尾張旭市議会定数21人のうち、4人で「市民まちづくりネット」という会派を結成し、議会活動に取り組んでいます。
過半数(11名)の賛同がなければ市を動かすことは難しいですが、議会内のそれぞれの所属する常任委員会での課題を情報共有したり、意見反映するなど、一人では限りがある部分をカヴァーしあえればと願って活動しています。
議会の意志として市政に向き合う

「市」と「議会」が対等な立場に立つことで、意見の公平さを保つ事ができます。
「二元代表制」といい、よく報道で目にする国会運営のように国会議員同士が、 「政府=与党」VS「野党」というように、 向き合うのではなく、 地方議会は、 「市長」VS「議会(議員)」というように、 執行権を持つ市長に対して 議会が提案したり認めたりしていく形で、 議会全体が「野党」の役割です。
「市長与党」や「市長野党」といった分類をする方もおり、議会21人が団結して市の政策に意見を言う機会は多くありません。
課題ごとに重要性を検討し、11名以上最大21名の意志として、市政に向き合う事を目指しています。
【提案がカタチに☆産業課】
9月定例会で
一般質問しました、
『2.市内企業の社会的価値を評価し、
「(仮称)尾張旭の光る会社」
ブランド化による活性化促進について』
に対する答弁で、
独自の評価基準を設けることは
検討が必要だが、
既存の
国や愛知県の取り組みを活用して
事業者の皆さまに
それらのメニューの存在を周知PRすることや
既存の会社説明会等の中で
魅力ある企業としてご紹介できるように
検討していく
とあった部分について
早速、この様にしてみました。
と、ご担当課さまより
情報提供いただきました。
小さな一歩かもしれませんが、
積み重ねていきたいです。
ありがとうございました<(_ _)>
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※「AICHI WISH企業」認定
愛知労働局では、
企業の実情に応じた「働き方改革」を進めることにより
「魅力ある職場づくり」を実現し、
職場環境や待遇の改善などから
人材の確保にも繋がっていけるように、
その後押しをするための特別プログラムを
平成30年6月1日から順次実施してまいります。
https://jsite.mhlw.go.jp/…/…/hatarakikata/_122148_00001.html
議会傍聴者 託児サービス 導入事例のご紹介
在任中に、
子育て世代の方々の
市議会傍聴をサポートできないかと
話題にしたものの、
形にできませんでした。
お子様が静かにしていられる間はよいものの、
それも長続きは難しく、
ワサワサし始めると、
親子そろって退席される。。。
ということが
何度かありました。
他市の取り組みですが、
議会傍聴者の託児サービスを導入されたとのこと。
ご紹介させていただきます。
【議会傍聴者託児サービス 開始】〜より開かれた御殿場市議会を目指して〜 御殿場市議会では、令和元年6月定例会から、無料の「議会傍聴者託児サービス(事前申込制)」を開始しました。 これまで本会議等を傍聴することができなかった子育て…
御殿場市役所さんの投稿 2019年6月14日金曜日
【児童館へのランドセル来館 この10月から。尾張旭市 /愛知県内で初・だそうです。】
https://www.city.owariasahi.lg.jp/k…/kosodate/randoseru.html
「尾張旭市の強み」である、
小学校区に必ず一つ、
児童館が在ること。
「保護者の声」である、
お隣名古屋市のトワイライトを
実現してほしいというニーズ。
毎日・ガッツリ・夕方まで、
ではないご家庭にとっての、
子どもの居場所確保。
「子どもの現状」である、
一旦帰宅してからの来館は
家が遠い子には非現実的であること。
子ども同士の遊びを、
より、提供&支援できる環境へ。
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当時、2015年12月に
議会で提案した方法は、
特に低学年のお子さんを想定して
・お迎えは保護者にお願いすること
を前提に、
閉館の17時まで利用を想定していました。
今回の「試行」は、
小学3年生以上を対象に
・各自で下校
を前提に、
16:30までの利用だそうです。
全く同じではありませんが、
いよいよ試行の一歩が
始まるそうです。
「試行」だからこそ、
丁寧に、関係者の実感が反映され
「より佳きかたち」での
本格施行へと繋がります様に。
【提案☆児童館へのランドセル来館】 過去2回にわたり、保護者の立場・子どもの立場両面から、一般質問の場で提案してきました。 他の議員の方からも、いい提案だとお声掛けいただき、今6月定例会では他の議員の方もこの件につい…
尾張旭、その先へ。信頼される、安心の政治へ。/ 大島もえ(元 尾張旭市議#愛知県 )さんの投稿 2018年6月8日金曜日
【就労証明書/保育園・幼稚園の預かり保育・小学校の放課後児童クラブ、それぞれの書式を一本化できたなら。。。】
当時、このことを取り上げた
会議録です。
よかったら、
お目通しくださり、
新たなご意見あれば、
共によい案を見つけていきたく思います。
↓↓↓
https://ssp.kaigiroku.net/ten…/owariasahi/SpMinuteView.html…
◆―事例ー◆
・2歳児クラスに通う息子の
保育園へ提出する「就労証明書」を
夏に提出。
・その翌月、
年中娘の幼稚園の預かり保育のために
「就労証明書」提出を求められ、
流用できないかと問い合わせた。
背景となる制度が同じなので、
流用してくれることになった。
・そして、
小学生の娘&息子の
来年度の放課後預かりとしての
児童クラブへ「就労証明書」を
含めた利用申し込み期間が
11月25日~始まるが、
書式も担当課も制度も異なるため
定められた様式で、
提出が必要。
◆―現在の制度ー◆
子どもたちの保護者は、
同じ人物であり
就労形態も同一なのに、
時期をずらして
書式も異なる形で
「就労証明」を何度も提出する必要がある。
子どもたち1人1人に
親をヒモ付けているからだ。
◆ーこんな風にできたらなあ。ー◆
もし、仮に
保護者に子どもをヒモ付けて考える
仕組みになるならば
保護者は1度の証明書提出により
扶養するすべての子どもたちの
手続きが認められるのではないかな?
◆ー市としてのメリットー◆
・手続きが合理化されれば
行政効率も上がる。
・保護者が仮に会社員である場合、
就労証明を発行する側の企業からみれば、
多様な自治体に住んでいる社員が
それぞれの自治体ルールで
書類を求めてくる。
尾張旭市の行政の質も、
手に取るように伝わる。
改善すれば、市民を通して企業へ、
その延長に「尾張旭ブランド」を
輝かせる道がつながっていると思うなあ。
◆ー暮らしが社会とつながっている実感ー◆
日常で感じた疑問を
丁寧に見直していくことを通して、
同じ立場の誰かの役に立ち
社会も一歩前に進めていける。
現状がつくられた
「背景・歴史」に理解を寄せて
「今」や「これから」のために
どのように変化を求めていくのか。
そんな思いで
現職の頃は質問に立ってきました。
あの頃を思い出し、
いち市民として、
今年も変わらない現状を目前に、
お問い合わせ電話してみました。
「検討したこともありますが、
違う目的(保育のため)で得た情報を
違う目的(児童クラブ)の部署で
流用できないので。」とのこと。
市の考える「目的」とは?
「保護者の就労状況を証明する」
ではないのかな?
いつも、ありがとうございます。
【 「体操服の下の肌着 着用NG」報道から 】
【 学校現場でのジェンダーの課題について 】
体操着の下の肌着着用を禁止する指導について、
報道されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e088a8b338168088b543598730ff314195e8d3
私も、
娘が小1~小2の時に
話してくれたことがきっかけで、
このことに向き合ったことを
覚えています。
●私のアクション
➀担任の先生に相談しました。
・我が子の現状を一刻も早く改善してほしい
②教育委員会に市内の状況を確認し、
ルール改善指導がされました。
・市内のお子さま全体に波及
③2018年12月の
尾張旭市議会・一般質問で
改善を求めました。
・一時、指導により改善されても
いつの間にか戻ることがないように、
公式見解としておく
《会議録は、
以下からご覧いただけます。》
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/owariasahi/SpMinuteView.html?council_id=533&schedule_id=3&minute_id=28&is_search=true
●質問の課題立て
➀体育の男女同室着替え(小学校)
②水泳の男女同室着替え(保育園・小学校)
③体操服の下の下着着衣禁止(小学校)
④学校併設プールの立地環境と目隠し設備(小・中学校)
⑤中学生女子生徒の制服のスラックス選択制(中学校)
●質問の視点
➀「嫌だ、恥ずかしい」という気持ちや
自分を大切にする人権意識が育まれている気持ちを
どう受けとめるのか、という観点
・大人が受けとめてくれるということが必要で、
学習性無力感、言ってもだめなんだ
という経験にならないために
②学習との整合性
・プライベートゾーン指導で
口と水着で隠れる場所は大事にする場所であり、
見られてもいけないし、見せてもいけない
③性自認への配慮
④保護者からの
ご相談やご心配の声の有無と、把握について
⑤保護者への周知
・同室着がえをしていること自体を
知らないという声
⑥社会的背景
・子どもの習い事1位であったスイミングスクールでは
男女別の更衣室が日常的であること
・公衆浴場条例の混浴年齢では、
風紀を守るため8歳以上は混浴禁止となっていて
2年生の半分は8歳以上に当たるため、
類推してどうか
⑦市内の学校で対応がバラバラな現状について
・市内のお子さまの発達は
地域によって差があるものではない課題のため、
教育委員会として、
統一の見解をお持ちかどうか
●答弁から分かった当時の実情
➀ほとんどの保育園では
男児と女児が同じ室内で着がえているが、
一部、年長児のみ、
同じ室内でも着がえる空間を分けている
ところもある。
②市内9小学校のうち、
体育授業の着がえは
2年生まで同室が4校、
3年生まで同室が5校。
③水泳時の着がえは
1年生のみ同室が3校、
2年生まで同室が3校、
3年生まで同室が1校、
全学年を通して男女別が2校。
④スラックス対応には至っていないが
防寒面、活動面、性的少数者への配慮という側面では
引き続き課題の一つであると認識。
→これについては、当時、
自分の中にも他者からのバイアスを自覚し
防衛的な判断が働いたのか、
防寒・防犯・機能の側面からの言及となってしまい、
ジェンダーの問題として切り込めなかったことは
今となっては反省でもあります。
この様な私の心理の経験を顧みても、
議場に、多様な存在がいらっしゃることは、
多様な意見を代弁する際に、
心強い後押しになることを感じます。
あれから2年余が経ちます。
今、尾張旭市内の学校現場では
どんな風に人権教育としての
ジェンダーの課題が
育まれているのでしょうか。
また、報道される全国の状況下における
お子さま方の気持ちを想像すると
胸が痛いです。
子どもたちが人権感覚を育まれ、
違和感がキャッチされ、
状況が改善されていくことを願います。
これからも、一人の保護者として
我が子や身近な子どもたちの伝えてくれる
「違和感」をキャッチして
関係者に相談し、改善策を求めていきます。
「私たちが暮らしたい社会」について
皆さまと共に
語り合えたら嬉しいです。
いつも、ありがとうございます。
【 思わぬ喜び/5年越し 。】

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