メディアアーカイブ&講演記録
2024年9月20日
出産議員ネットワーク 子育て議員連盟 合同開催の院内集会レポート
\\ #自治日報 掲載記事 //ㅤㅤ
#出産議員ネットワーク
#子育て議員連盟
合同開催の院内集会レポートㅤㅤㅤㅤ
集会直後に
自治日報社の記者さんより
集会で共有したスライドデータについて
照会依頼があり
昨日
記事掲載の報告メールを受け取りました。
___ㅤㅤ
永野 裕子元豊島区議の呼びかけで
2017年に出産議員懇話会に参集して以来
足掛け7年目。ㅤㅤ
末っ子を帯同して参加したあの日が
懐かしくてなりません。ㅤㅤ
2003年26歳初当選から
いつの間にか48歳に。
(議員は4年に1度歳をとる(笑))ㅤㅤ
在任中に出産した4人のこどもたちも、
小2・4・6・中2と成長しました。ㅤㅤ
2010年当時、第1子を妊娠時、
妊娠自体も初めてに加え、
尾張旭市議会では
議員在任中の出産も初めてということで
日本のどこかにいらっしゃるであろう
経験者の話を聴いてみたかった、
出会ってみたかったです。ㅤㅤ
今ほどSNSが発達していた時代でもなく
正解も最適解も手探りで歩き始めました。ㅤㅤ
産むなら選挙に出るな、
産み終わってから出直せ、
1人はいいけど
また産むことになったら応援できない
など、
世間の空気は
今とは格段の温度差がありました。ㅤㅤ
2人目、3人目、4人目、と
経験が積み重なって
環境整備を俯瞰できるようになりㅤㅤ
自分が乗り切っただけで終わらせず
議長への提案を書面化して届けるなど
次世代のための仕組み化について
行動し始めていた矢先に
懇話会のご案内をいただき
「これぞ!」と鼻息荒く上京しました。ㅤㅤ
同じ経験を共有できる
全国の仲間との時間が新鮮であったしㅤㅤ
その活動が
両立との原動力ともなっていました。ㅤㅤ
改めて、仲間の皆さんと
それぞれの想いを共有できるような
活動をつくっていけたら…と
心新たにしています。ㅤㅤ
当事者目線を大切に集め
課題を解像度高く整理し
的確なアプローチにつなげていく
共に在るみなさんとの活動を
下支えできるように努力していきます。ㅤㅤ
そして、
当事者として抱えている痛みがあれば
和らげて行ける場となれるような
あたたかいコミュニティにしていきたいです。ㅤㅤ
久しぶりの院内集会、
企画段階から心躍っていたものの
集会当日は、議選監査としての会議があり
リモート参加でした。ㅤㅤ
再始動に当たり、
これまでの振り返りも含めて、
活動の軸を再確認するためにも
当日シェアしたスライドを以下に添付します。ㅤㅤ
この集会を機に新鮮な気持ちで
新たな活動を共にできたらとても嬉しいです。ㅤㅤ
出産議員ネットワークの方の事務局も
引き続き担当させていただきます。
どうぞ、今後とも、よろしくお願いいたします。
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また、子育て議員連盟の
共同代表のバトンを受け取りました。ㅤㅤ
当日のあいさつ要点を以下に転載します。
チームのみなさま方の感じていらっしゃる課題を
お聞かせいただきながら
活動を組み立てていければ嬉しいです。ㅤㅤㅤㅤ
いつも、ありがとうございます<(_ _)>(#^^#)
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►時代背景ㅤㅤ
これまでの、
政治の世界における女性参画の変遷
- 女性という存在そのもの→マッチョ化することで対応
- 女性も居ていいけれど子育て終わってから
- 出産は選挙をスキップすべきㅤㅤ
ロビー活動の成果として
#政治分野における男女平等法
#全国市議会議長会標準会議規則改正
法の後ろ盾もでき、
→ㅤㅤ
「出産議員もアリ」として
出産・子育て当事者も
政治の場へとの期待値が育まれてきた
►合理的配慮の見える化ㅤㅤ
例えば
- 車いすの方が議員→スロープ
- 聴覚障害の方→手話通訳士さん
の様に、
必要な合理的配慮が可視化されると
整備されやすい。
同様に、
出産議員の
- 母体としての産前・産後に必要な
合理的配慮とは具体的にどのような環境なのか
についてはまだまだ共有されていないため
整備につながりにくい現状。ㅤㅤ
►これからの具体的目標・行動指針
これらを、体系的に課題整理し、
それぞれの地方議会で
具体的フローに応じた合理的配慮に当たる
環境整備を促していくこと