元気日記

オトナの準備・「政治」のおさらい

2021年10月22日

【 忘れちゃいけない|3枚目の投票用紙 】ー最高裁判所 裁判官の国民審査ー


衆院選は2票
(①小選挙区|候補者名/②比例区|政党名)
投じますが、

③枚目の票は、
ー最高裁判所 裁判官の国民審査ー
です。

今回は、
裁判官15人のうち11人を対象に行われます。

政治家を選ぶのと
同じくらい重要である理由は

社会の「価値観」を
選ぶことになるからです。

例えば、
「選択的夫婦別姓」について、
●「同性であるべし」とした7名と、
●「国家が強制すべきでない」とした4名、
のように、

裁判官の方々の判断をみて、
「私たちの暮らしたい社会」の方向に
向いていない裁判官は誰なのか
みてみるのをオススメします。

自分には関係がないかのように
みえる裁判であっても、
一つ一つの裁判には、
そのことによって、
「しんどい思いをしている人」
が居ます。

無人島で一人で暮らしているならば必要ない
社会のルールですが、
私たちは他者とともに暮らしているために
様々なルールを設けています。

そのルールによって
「しんどい思い」をしている人に
我慢をしてもらっても、
そのルールを維持していく必要があるのか、

「その人のしんどさ」と
「その人を縛っているルール」との、
どちらを優先する社会に暮らしたいのか。

案件ごとに、
自分の価値観に向き合って、
11人の方々を仕分けしてみることで
・他者の痛み
・自分が自覚しないまま
実は既に「持っている」
特権性のような モノ・コトに
気付くきっかけになるかもしれません。

日本にあるルールが
国際的には既にスタンダードではない
場合もあり、
「どんな日本であってほしいのか」
という視点にもつながります。

この投票用紙には、
「○」ではなくて、
「×」を記す方式となっています。

くれぐれも、
お間違えの無いように。

あなたは、
「最高裁の裁判官」係に
どの人に座っていてほしいですか
(*^_^*)

「私たちの暮らしたい社会」
について、
共に語らい合っていきましょう!
いつも、ありがとうございます。

NHK|主な裁判での判断

朝日新聞社|11人の審査対象者

日本経済新聞社|審査を受ける最高裁裁判官11人 関与した判決など

総務省|国民審査の制度を知ろう!

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