元気日記

コラム_ 世の中で生きていくための処方箋 ~「公民」を改めて学ぶ~

2020年10月23日

【 コラム⑩ 「消費」のしくみ。/「消費者」として、知っておきたいこと。】

【 コラム⑩ 】

前号までは、
私たちの
【主権者】という立場について
書いてきました。

 

今号は、
【消費者】という立場について、
です。

 

私たちは、
商品を購入することで
生活しています。

 

生産者が生み出した
A:形ある商品(「財」)
または、
B:形のない商品(「サービス」)を

 

①価格
②色・デザイン
③品質・素材
④ブランド等を
情報として、
選択し、
購入しています。

 

「売り手」と「買い手」が
合意して
購入(契約)に至ります。

 

その過程で、
商品を選択するために
「商品の知識」として
不可欠な情報は、
「表示」することが
法律で定められています。

 

「消費者の権利」として、
消費者基本法(2004年)では
①安全の確保
②選択機会の確保
③必要な情報提供
④教育機会の提供
⑤消費者意見の反映
⑥消費者被害の救済、
が謳われ、
2009年には
消費者庁が設置されました。

 

商品が手元に届くまでの
「製造」「流通」・
消費後の「廃棄」までを
視野に、
資源・エネルギー・
環境汚染・ごみ問題などについての
「自立した消費者」としての
責任も求められます。

 

スウェーデンの小学3年
(に相当する学年の)
社会科教科書には、
働いた収入の
すべてを自由に使えないこと
(税金や社会保障費の存在)や
借金や貯蓄の
メリット・デメリットにも
触れられており、
消費生活を営む単位である
「家計」を理解する
役に立っています。

 

例えば、
学資保険等の
先を見通した
「貯蓄」と、
住宅ローン等の
今すぐ必要なものを
「借金」すること
などから、
お金の使い道について、
違いを考えてみるのもいいですね。

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ママのこころと笑顔の応援団 特定非営利活動法人あっとわん
「あっとわん通信」毎月第4金曜日に発行

 

「あっとわん」さんは、
<自立する市民の場づくり>を
基本的な理念として
活動されているNPO法人です。

 

かわの ゆみこせんせいに
ご縁をいただいて
2020年1月24日発行版より
コラムの連載が始まりました。

タイトルは、
【 世の中で生きていくための処方箋
~「公民」を改めて学ぶ~ 】
です。

 

このお話をいただいてから、
中学3年生の教科書
「新しい社会 公民」を
読み込み、
連載という初めての任務に
試行錯誤で取り組んでいます。

改めて手に取ってみて、
素晴らしい教科書に、
感動してしまいました。
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『「公民」とは、
「私(わたくし)」だけを中心にして
社会を観たり考えたりする人ではなく、
地域・日本・世界などの
「公(おおやけ)」から広く社会を見つめ、
社会的な問題を解決しながら、
現在を生きる世代と
将来を生きる世代の
両方の幸福を実現する
「持続可能な社会」づくりに
参画できる人を意味します。』(抜粋要約)

 

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教科書の冒頭には、
この様に書かれています。

 

社会のしくみをガッツリ知らなくても
何となく知っているだけでも
生きていけるのですが
知識が増えることで、
出来事の背景や流れがわかり、
解決しやすくなることで
困りごとや違和感が減り
少しでも生きやすくなるのではないかと
考えています。

 

取扱説明書のイメージで
書いていければと
自分なりに設定しました。

 

機会があれば
ぜひ手に取っていただき、
共にお付き合いいただければ
嬉しく思います。

 

精一杯、務めさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

 

貴重な機会を授かりましたことに
心から、ありがとうございます。

 

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●〇あっとわん通信〇●

https://npo-atone.jimdofree.com/…/%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81…/

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★各ふれあいセンター
(高蔵寺ふれあいセンター、西部ふれあいセンター、南部ふれあいセンター、味美ふれあいセンター)

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