オトナの準備・「政治」のおさらい
2020年3月19日
ー大人の「公民」マメ知識ー<議会のお作法>編
◆提出議案の背景について調べる!◆
【特別職報酬等審議会*専門家にご意見拝聴!】
ー背景からー
・国会・
連日、
国会中継が報道されますが、
国会は現在通常国会会期中。
6月17日(水)まで
150日間の会期です。
・地方議会・
一方、
地方議会では
概ねの議会では
年に4回、会期を1ヶ月程度で
開いており、
現在は、
3月議会の最中であったり
閉会したところであったりです。
・3月議会・
翌年度の予算審査もあり、
他にも、
付託された議案を審査します。
・最終日に本会議で議決するまで・
➀自分で調べて、
②それに基づいて浮かんでくる
疑問を委員会等で
質疑に変えて、
③賛否を決めていきます。
ー本題へー
【会議録*議論の経緯をたどる必須アイテム!】
国会でも、
公文書保管について
話題になっていますが、
それは、
あるテーマについて
どの様に議論され、
どの様な背景のもとに
議案として出てきたのか
経緯を調べるためには
必須アイテムです。
・例として・
今議会へ出されている
以下2点の条例について
どうやって調べるか
書いていきますね。
(条例名、意外と長いんですよ~)
・尾張旭市特別職の職員で
非常勤のものの
報酬及び費用弁償に関する
条例の一部改正について
・尾張旭市特別職の職員で
常勤のものの
給与及び旅費に関する
条例の一部改正について
※上>は、
特別職&非常勤
→市議会議員を指しています。
「報酬&費用弁償」についてですね。
下>は、
特別職&常勤
→市長・副市長・教育長を指しています。
「給与&旅費」についてですね。
報酬/給与
費用弁償/旅費
それぞれ、
呼び名が異なるということは?
また、機会があれば。
議案は、
市長が提案しますが、
国(の機関)からの勧告を受けて、
市としてどうするかを検討して
議案という形に
成形するものもあります。
【特別職報酬等審議会*専門家にご意見拝聴!】
今回は、
人事院勧告を受けて
専門家会議へ諮問し、
答申を受けて
議案となっています。
・特別職報酬等審議会・
市長の諮問に応じ、
議員報酬及び期末手当の額
並びに
市長、副市長及び教育長の
給料及び期末手当の額
について審議する。
↓
(市ホームページに委員名等も載っています。)
https://www.city.owariasahi.lg.jp/…/huz…/jinji/tokubetu.html
◆会議録はコチラ↓↓↓◆
➀ https://www.city.owariasahi.lg.jp/…/docume…/r1kaigiroku1.pdf
② https://www.city.owariasahi.lg.jp/…/docume…/r1kaigiroku2.pdf
◆答申はコチラ↓↓↓◆
https://www.city.owariasahi.lg.jp/…/…/documents/r1toshin.pdf
皆さま、
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。
特別職報酬等審議会の会議録を
読み、経緯や背景を知り、
答申を読み、
どの様なご感想でしょうか。
一見、
報酬と聞くと、
「上げるの?下げるの?」
ということに
関心を集めるように感じますが、
・公務員の報酬について
人事院が勧告し、
・議決に関わる人たちが
自分たちで答えを出す前に
第3者の専門家会議に
ご意見を伺うという
公正な方法を経ていることを
知っていただければ幸いです。
世間も、
労働組合が労働条件を交渉する
春闘の季節ですね。
年度末、
翌年に向けて、
「はたらく」環境整備が
それぞれの場面で行われています。
。・○。・○。・○。・○。
世界をよりよい場所に
そして新たに
。・○。・○。・○。・○。
ありがとうございました。