コラム＿ 世の中で生きていくための処方箋 ～「公民」を改めて学ぶ～
2020年3月27日
【コラム③／「ちがい」のちがい。 共生社会を育むためのスキル、人権と偏見・差別について】
【コラム③】
＊「ちがい」のちがい。＊
～共生社会を育むためのスキル、人権と偏見・差別について～
我が家の子どもたちは、
戦隊ヒーローのTV番組が大好きで、
歴代視聴しています。
少し前のヒーローですが、
主題歌の一節に
「♪生まれた世界は違っても
♪見た目や言葉が違っても
♪願いはつなぎあ～え～る～」
という部分があります。
わたしたちは、
「ちがい」を抱えて生きています。
国連の世界人権宣言（1948年）第2条には、
「人種・皮膚の色・性・言語・
宗教・政治上その他の意見・
国民的若しくは社会的出身・
財産・門地その他の地位
またはこれに類するいかなる事由」
によっても差別されないことが
謳われています。
ちがいを抱えたまま、
「尊重され、平等に扱われ、
自らの意思に従って生きること」を
保障したのが「人権」です。
日本では、
日本国憲法制定（1946年）により、
戦前のように、
政府が法律によっても制限できない
「権利」となりました。
ある人を特別に有利に、
または不利に
扱ったりせずに
「法の下の平等」に
尊重されるようになりました。
子ども、被差別部落の出身者、
アイヌ民族、在日韓国・朝鮮人、
在日外国人、男女平等、障害のある人、、、
社会の中で弱い立場にある人たちにとって、
「ちがい」が「ハンディ」とならないように、
「誰にとっても住みよい国に。」と、
教科書（第2章 個人の尊重と日本国憲法）に
書かれています。
スロープ、多言語表記、女性専用車両、
補助犬入店オッケー、高齢者無料パス、、、
身の回りのユニバーサルデザインな
環境や制度を発見し、
共生社会のスキルを
使いこなしていけますように。
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ママのこころと笑顔の応援団 特定非営利活動法人あっとわん
「あっとわん通信」毎月第4金曜日に発行
「あっとわん」さんは、
＜自立する市民の場づくり＞を
基本的な理念として
活動されているNPO法人です。
かわの ゆみこせんせいに
ご縁をいただいて
2020年1月24日発行版より
コラムの連載が始まりました。
タイトルは、
【 世の中で生きていくための処方箋
～「公民」を改めて学ぶ～ 】
です。
このお話をいただいてから、
中学3年生の教科書
「新しい社会 公民」を
読み込み、
連載という初めての任務に
試行錯誤で取り組んでいます。
改めて手に取ってみて、
素晴らしい教科書に、
感動してしまいました。
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『「公民」とは、
「私（わたくし）」だけを中心にして
社会を観たり考えたりする人ではなく、
地域・日本・世界などの
「公（おおやけ）」から広く社会を見つめ、
社会的な問題を解決しながら、
現在を生きる世代と
将来を生きる世代の
両方の幸福を実現する
「持続可能な社会」づくりに
参画できる人を意味します。』（抜粋要約）
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教科書の冒頭には、
この様に書かれています。
社会のしくみをガッツリ知らなくても
何となく知っているだけでも
生きていけるのですが
知識が増えることで、
出来事の背景や流れがわかり、
解決しやすくなることで
困りごとや違和感が減り
少しでも生きやすくなるのではないかと
考えています。
取扱説明書のイメージで
書いていければと
自分なりに設定しました。
機会があれば
ぜひ手に取っていただき、
共にお付き合いいただければ
嬉しく思います。
精一杯、務めさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
貴重な機会を授かりましたことに
心から、ありがとうございます。
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●〇あっとわん通信〇●
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