元気日記
2015年2月5日
教育フォーラム☆Gゼネラリストとスペシャリスト
2月5日(木)
尾張旭市教育フォーラムが
文化会館で開催されました。
毎年
教職員の先生方と
保護者の皆さんで
1,000人の会場も駐車場も
いっぱいになります。
主催の教育委員会委員長のあいさつに
ノーベル平和賞を受賞された
マララさんのスピーチが引用され
教育の重みを再認識しての開会でした。
『教育こそが唯一の解決策です。
まず、教育を。』
先生方の教育論文の表彰と
研究発表では、
「こんな素敵な授業を
我が子にも受けてほしいな」と思う内容や
「自分が受けたい」と思う内容、
それぞれありました。
たまたま、
今年は受賞されたのが国語でした。
文章の構成を考えたりする実践に聞き入り
私は、懐かしく、また改めて
「国語好きだなあ」と
心で呟いてしまいました。
本論からずれますが、
どの発表も
スライドでの発表の最後に
ご清聴ありがとうございました。と
ありますが、
ついつい「静聴」
こう書いてしまいそうになりませんか。
こんな風に
漢字の使い分けや
単語の意味を学習するのも好きです。
研究は担当の授業内で行われた
成果について述べられているのですが
最後に今後の課題を述べられ
全校内への浸透や展開を図りたいとの言及に
とても頼もしく感じました。
後半は
NHKの「総合診療医ドクターG」という番組で
ご活躍だという
鈴木富雄先生の講演でした。
医療分野は○○科という風に
専門分野に分かれていて
(いわゆるスペシャリスト)の
世界である印象だが、
患者さんに向き合う時、
病名を特定して受診するのではないから
症状や心理状態、社会背景まで
総合的に診て対応する
まさに総合診療として
ゼネラリストとして
ニーズに応えていく必要があるとの
内容では、
市役所も縦割りと横の連携が云われ
まさに、
どちらも必要で
私の仕事も、
相談を寄せてくださる市民の方の
お困りのこと、ご要望をお聞きする際には
その方の暮らし方環境、状況、
社会背景などもお聞きしたうえで
総合的に対応する必要を感じており
共感し、また、思考を整理できました。
更に、医療の本質として語られた内容は
疾病や障害を無くすのを目指すのではなく
その人の生活を尊重した上で
その状況環境の中で何ができるかを
手立てすることだとのお話でした。
市民相談も、
現状の上に立ち
手立てしていくという作業です。
どんな分野であっても
普遍的な考え方は共通するのだと理解でき
仕事のやりがいにつながる気がしました。
そして、
地域包括ケアのこれからの形について
述べられ、
これらは私も共有する
仕事の分野だと感じました。
日頃は子育て目線が多いですが
超高齢化社会を前に
介護、医療費は伸びる一方で
子育て予算を増やすには
これらの対策も大切ですし
どんな社会に暮らしたいか、を
実現していくには大切な分野です。
医者から患者へ
病院から地域へ
訓練教育から体系教育へ
知識偏重から問題解決型へ
専門性から総合へ
時代のシフトを
地域の暮らしに具体的に
反映させることで
暮らしの中の幸せ
QOL(クオリティ オブ ライフ)
を追究していくことの
大切さを再認識しました。
先月までは、赤ちゃんを
授乳しながら連れながら
仕事をこなしたり
夫が会社を休んでくれたりして
会議に出たりしていましたが、
先月末に満3か月を迎えた娘は
今日、保育園初登園でした。
2歳の息子と一緒でしたので
息子は何やら張り切っていましたが
娘は哺乳瓶からのミルクに
少々手こずったらしく
なかなか飲めていないとの先生のお話に
焦る気持ちを抑えながら
お迎えに行きました。
周りのお子さんは
012歳だというのに
娘が自分より小さいということが
分かるのですね、
代わる代わるに
撫で撫でしてもらっていたようです。
私も、この歳になって日々、
友達のありがたみを実感しており、
子ども達にも、
何をおいても
大切にしてほしいと考えています。
『友達たくさんつくってね☆』
子どもにも私にも
新しいステージが始まった日でした。
いつも、
ありがとうございます。
今日も、
ありがとうございました☆