元気日記

元気日記

2007年11月26日

小銃と銃剣を携えた市内行進

6時に守山駐屯地を出発し、
尾張旭を経由し瀬戸に向かい、
また折り返して18時に守山着
という日程で
自衛隊の訓練が行われました。
情報については、
①11/21 平和の会・尾張旭の方からFAXで情報提供いただく
(市、行政課が沿線自治会に回覧板を回したもの)
②11/22 市、行政課にたずね、資料提供を受ける
という経過で
本日の事を知りました。
内容は、
①11/27 6:00〜18:00 第35普通科連隊による
      「道路使用の目的:徒歩行進訓練及び警備隊区の地形把握」
      の通知(A4 3枚、経路地図付き)
②12/17 19:00〜 12/18 9:00 陸上自衛隊 第10通信大隊第2中隊による
      「徒歩行進訓練実施について」の通知(A4 2枚、経路地図付き)
対応としては、
①平和の会の皆さんを中心に市民有志で
 11/26 手書きプラカード作成
 11/27 14:00集合 アピール(抗議)行動(モエ:こちらに参加。〜16:00頃)(モエ:8:50矢田川河川敷から道路へ移動するところを確認。)
②11/27 (モエ:)行政課を通じて、自衛隊守山駐屯地に問い合わせ、情報収集。→12月議会で質問に取り上げる予定。(通告期間11/27〜29正午なので、現在作成中)
①について、中日新聞記者に事後ではありましたが、
 電話連絡したところ、
 訓練について知っていたとの事でしたので、
 知っていて取材が無いのだから、
 関心薄と受け留めました。
②について、
 ●経路について
 毎年行われているらしいのですが、それは河川敷行進であったとの事で、
 今年市街地を縦断した根拠が知りたかったため、
 昨年の国民保護法に関係するのか尋ねましたところ、
 防災目的で、地方出身の隊員にも地形把握をさせるためとの回答でした。
 隊は、災害時に尾張旭・瀬戸を担当する部隊との事で、
 その際災害対策本部となる市役所の横を通ったとの回答でした。
 ●小銃と銃剣の携行について
 身体に負荷をかけることで訓練となり、その装備であるとの回答でした。
 災害時にも携行するのかとの問いには、しないとの回答でした。
 地形把握に銃は必要ないと思います。
やりとりにも矛盾を感じましたし、
例え合法であっても
>銃をかまえての訓練を私たちの生活の場の中でやらないでほしい
との感覚があります。
本日のアピール行動の際にも、虹の旗をまとった格好で
通行する市民の方々と対話を重ねましたが、
それぞれ、
銃の携行に違和感を感じておられる方ばかりでした。
更に、2回の訓練通知がそれぞれ別部隊であり、
それぞれの目的も異なることが推測される意味では、
いくら深夜早朝にかけての通行であり目立たないとはいえ、
2回目の方も詳細を確認する必要があります。
自衛隊からの文書は、
「通知」であり、
市は許可権者ではないとはいえ、
これらの事を整理して、
市議会議員としてしなければならないこととして、
「尾張旭市ができること」の中で、
「しなくてはならない事」を求めていきたいと考えています。
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「軍隊は国民を守らない」という言葉があります。
「自衛隊」が「軍隊」であるかどうかは、
人により、
認識、意見が分かれるところですが、
沖縄の集団自決を迫ったあるいは
そうせざるを得ない状況を作った歴史の事実も、
戦時は日本人として闘った朝鮮民族が、
戦後在日として日本に残る選択肢しかなかった
歴史の事実も、
現在世界で起こっている戦争状態も、
その一つには、
疑心暗鬼、
スパイではないか、
敵が潜んではないかという
仲間同士の恐怖心があるの
ではないかと思います。
市民を守るために市内を歩いているハズの
写真の人たちも、
その市民の中に、
テロや犯罪予備軍の人が潜んでいないかと
疑うようになれば、
彼らの銃口は、
守るべき「市民」側に
結局は向けられることになります。
そして、
もっと恐ろしいのは、
その銃口は、
「犯罪者」
ではなく、
「疑わしい人」
であれば向けていいという法律が
国会で通ったあるいは
通ろうとしていることです。
昨年、国民保護法が成立しました。
これから、共謀罪が通ろうとしています。
写真の彼らは任務を遂行しているに過ぎない。
大切なことは、
シビリアンコントロールを握る、
政治の判断が、
誤らないことです。
戦争は、
天災ではなく、
人災である。
だから、
防ぐ努力ができます。
市民の皆さまと、
武器ではなく、
手を携えて生きたいと思います。

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