元気日記

元気日記

2006年9月3日

地域安全☆エココーン

「愛知県・安全なまちづくり」のモデル事業として具体的に地域で取り組まれている尾張旭市旭台自治会の取り組みを以前から学習させていただいていましたが、今日は、サンプルのエココーン(写真)と資料をいただき、この取り組みが市内9小学校区へ広がり、県内にも広がるといいなあという夢もお聞かせいただきながら、「子ども安全推進」の可能性をとても身近に感じました。
この1年余の間に、自治会やPTAの方を中心に登下校時間帯のパトロールを中心とした「見守り」活動は広がってきました。
ちょうど昨年の今頃に、青色回転灯パトロール車の啓発テープの吹き込みを依頼されたりしていた事を思い出します。
今回の事業は、下校後の遊びに出かけたりしている時間帯の「見守り」を推進していく事をねらいとして、「かけこみ110番」の増加や地域管理の促進、役割の明確化などと共に、かけこみ110番宅と子どもの顔合わせなども実施ポイントに挙げられています。
子どもの立場に立つと、確かに、「かけこみ110番」プレートが掛かっている家であって、プラス、「顔を知っている」という交流の経験があれば、かなり安心感が増すなあと理解できました。
それから、現在よくあるのが「トイレを貸して」というかけこみ需要だそうです。
こうして、実際に具体的な話を聞けることは、本当に貴重な事です。
私も、自分の住む地域でも、「この地域をどうしていくか」をいう相談を自治会の関係者の方々と意見交換していくように意識していこうと思いました。
また今日も、知恵と経験を与えてくださる方に会えて、感謝。
※写真のエココーンは、プラ素材ではなく、加工された紙素材で、6角すい型です。折りたためる事、パリパリ割れる事がない点、環境にやさしい素材である点、などから、実用面でもコンセプト面でも適しているということで使われているそうです。サンプルを預かっていますので、実物をご覧になりたい方は、いつでも声を掛けてくださいね。
夕方、尾張旭市観光協会主催の「撮っておき!旭」フォトコンテストの展示撤去作業に行きました。
用事があり遅れて行ったら、ほとんど終了間際で、本当に申し訳なかったです。
今年から観光協会に加入した私にとって、企画の段階から参加していたはじめての事業が終わりました。
ここでもまた、ボランティアで地域活性化のために貢献している会員の皆さんの汗する姿に出会っています。
今日の中日新聞に、「聖路加国際病院理事長の日野原重明さん」の、10歳の子どもたちを相手にした「いのちの授業」という記事に通じるなあと思いました。
(抜粋引用↓)
「『いのち』というのは、皆さんが持っている『時間』のことなんです。」
「皆さんは、今朝おきてから自分の時間を何に使った?
着替えて、歯を磨いて、朝ごはんを食べて、でも、全部自分のために使ったんだよね?
勉強もそう、サッカーするのもそう。それでいいのかしら?」
「どうか、あなたたちの時間を、自分たちだけのために使わないで、自分以外の誰かのために使う事を考えてください。例えば、お母さんのお手伝いをするために使う。アフリカでは1年に何百万人もの子どもが命を落としています。その人のために何かをしてあげる。それから、50年後の世界を何とかして戦争のない世界にするために、皆さんの時間を使うことを私はお願いしたいんです。」
「皆さんが60歳になる50年後に戦争のない世界を実現しようと約束してください。・・・」
今日であった地域で活動する人たちは、正に、これを実践しているなあと思いました。
私は今、30歳。
30年後の世界のために、地域のために、時間を使っていきたいと思いました。

元気日記一覧へ