元気日記

元気日記

2006年8月22日

政治の力★

>書いている途中に2度も、文章が消えてしまって、3度目の正直で書いています。
とてもショック。。。
政治の力を感じ、考えるこの頃の出来事。
★8/20(日)
●「第3回戦争体験を聞く会」が、平和の会・旭、九条の会・尾張旭の共催で行われました。会場いっぱいの200人余の参加者で大盛会。
この時期に思うのは、日本って、「世界の貧困や環境破壊、イラク戦争など」のように、『遠いところで起こっているけれどリアルタイムで起こっていること』に対しては、心を痛め憂い行動できるのに、『今立っているこの国の時間をさかのぼって起きていた戦争』については、思想的・政治的というラベルを貼られて語ることがタブーのような空気を感じる。
過去の事実を知り、未来に過ちを繰り返さないための努力って、そんなに偏っている行為なのだろうか。
戦前の日本は、中国や朝鮮半島の人たちを劣った存在、日本人を優れた存在として、教育されていたという。
だから、中国や朝鮮半島の戦地で、彼らを傷つけたり命を奪ったりする事に罪悪感は少なかったという。
現代の社会の中にも、そのことはたくさんあって、男女、親子(年齢・世代)、肌の色、民族、宗教、貧富の格差などの『違い』を『優劣』に置き換えて『差別』を大量生産している。
相手を自分と同じように人格をもった存在として認めるということができない人の言動は、相手傷つける。その行為の帰結が命を奪う事につながっている。
だから、平和を希求する人たちは、『差別』や『偏見』を許さないのだ。
社会の中で、相手の存在を尊厳を認めていくという作業こそ、現代の大きな平和への作業だという事がとても理解できた。
日本人は、当時の戦争で、中国や朝鮮半島では加害体験をし、本土や沖縄では被害体験をした。どちらも不幸だ。そして、被害体験を語ることは、創造できないくらい辛いのだと思う。近藤一さんの戦争体験は、両方を体験されていたからこそ、説得力があり、本当に悲しかった。生物学的には「生きて」終戦を迎えた近藤さん、86歳の今日まで、どのように自分の「生」の実感を取り戻す事ができたのだろうか。生きてしまった責任というのもまたあったのだろうと思う。
本当に貴重な、「戦争体験を聞く会」だった。
政治が戦争を導く。
政治家は、当選するために、市民の望む事をする。
「市民の望むこと」が「二度と戦争をしないこと」だといいなあ。
本当に力を持っているのは、市民の一人一人であり、その選択の結果が政治なのだと、心に刻む。
●市の一斉防災訓練が、今年は城山小学校で行われた。
貸与されている防災作業服と長靴、ヘルメットを着用して現地へ。
消防、警察、自衛隊、市の職員の方々、地域の自治会の皆さん、消防団、日赤奉仕員の方々、企業の防災組織、建築土木作業員の方々など、多くの方がそれぞれの立場で携わって成り立っている防災。
私たちの日常も同じように、多くの存在に支えられている。
政治の力、存在感は、どれくらいだろうなあ。
★8/21(月)
●介護施設の相談
グループホームを利用したい声が少なくないが、建設数は県・市で制限しているため、他に建設できる類似施設はないかという内容。
●観光協会「撮っておき!旭」フォトコンテストの最終打ち合わせ。
会議の後、応募点数140余点を掲示用の額に挿入する作業を。
広報活動委員って、本当に、熱いし動くしいい人ばかり。
作業も、達成感と喜びに変わりました。
そんな私たち委員が潤滑に活動できるのも、委員長や事務局の方のお骨折りだという事への感謝も私たちのエネル源だ。8月26日(土)ふれあい夏まつり、イベントステージに12:30にお集まりくださいね☆スカイワードの展示室に、140余点は展示されます。
★8/22(火)
●バスの中で、ホワイトバンドをしている仕事帰り風の人を見ました。
私も未だにつけたままです。プライベートもオフィシャルも、おしゃれをする時も、そうでないときも。
以前、後輩が、「就職活動中は外していたけれど、またつけています。」と言っていた。だから、今日、仕事帰り風の人がつけていたことが、嬉しい発見だった。
「世界の貧困をほっとけない」意思表示。
ちょっぴり、心に晴れ間が覗いた。
●わたしの中の政治って。
選挙準備期間に入り、政策まとめのために、これまで集めてきた「心に響いた」モノたちを読み返しています。
政治の道の先輩と話しました。
>云10年政治に携わってきた「経験」はあるけれど、「あなた」にはなれない。
>「あなた」は、これから経験を積めるけれど、私はあなたの様な未来の時間を持っていない。
>だから、次代を担うあなたに伝えたい。
>この年になると、「経験」は「自分」。だから、いくら、今の時代に合わなくなっても「経験」を否定する事はできない。「自分」を否定する事になるから。
>だから、そんな我々世代から、得られるものはどんどん吸収して、あなたのセンスで輝かせてほしい。
そんな趣旨で、そんなスタンスで、語ってくれる先輩が居たら、私たち後輩は、誇らしく、熱い思いで、まっすぐに伸びていきたいと思ってしまうのだなあと思いました。
私は、この仕事が好き。
でも、この仕事に対する自分の姿勢を、もっと誇れるような自分になりたい。
「経験」は、人を丸くするけれど、何かを鈍らせる気もする。
私も、初当選した頃から3年4ヵ月分、鮮度が落ちた。
それでも、「どんな社会を描くのか」を私なりに語っていける私でいたい☆
政治が力を発揮するためには、市民から信頼されることが必要なんだと、この3年間思い続けてきた。これからも、その事を

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