元気日記
2006年4月20日
愛知県尾張事務所☆
市町村には権限が無く、県が許認可権を持っているような事案でも、その「事」が起こるのは尾張旭市内である場合、市役所の担当課は、「それは県がやることなので。。。」と逃れるわけにはいかない。
万博の時などは、県どころか、「国が。。。博覧会協会が。。。」と、担当課の職員は苦労していた。
このところ、フェロシルト埋設問題、児童虐待死事件、シアン化合物漏れ、など、市内で起きた様々な事件も、同じような構造で、「市」が現場としてよく事情を知ると共に、「県」に指導してもらったり許可してもらったりすることで対策をとっている。
それら、愛知県内の市町村を地域で分けていて、尾張旭市は、県の三の丸庁舎内にある「尾張事務所」に要請に行くことが多い。
今日は、市内の環境対策について、ある事案に基づき、市の環境課と共に県の尾張事務所環境保全課水環境グループを訪問。
それぞれの立場で何ができるのか、話し合った。
行政の預かる「環境」って、地球「環境」などという意味合いの時と、住民のモラル違反で住「環境」が。。。といった意味合いの環境と両方ある。
どちらも汚染してはならないという点では同じだが、解決の主体が誰になるかという点では、大変苦労する。
そして、環境には個人の権利を線引きできない要素が多いため、行政が法的な強制力を持たなかったり。
いろいろいろいろ。今日も、また一つ、学習しました。