元気日記
2005年9月29日
青色回転灯☆
以前に、縁あって旭ヶ丘小学校区の自治会の取り組み、『青色回転灯パトロール』の広報テープの吹き込みをさせていただく機会に恵まれました。
今日は、『スタート式』にお招きいただきました。
下校時の児童のみんなはずらっと並んだ青色回転灯をつけた車両とおそろいのユニフォームを着た地域防犯の方々、参加していた制服姿の警察官を珍しそうに興味津々でした。
この地域防犯の取り組みは、昨年から特に活発に行われています。
地域の人たちが世代を超えて子どもたちを見守るという取り組みは、地域の活性化や地域づくりにとてもいいきっかけになっていて素敵だなあと思っています。
一目で見てわかる青色回転灯をつけた車と、その運転席にやさしい目で見守っている防犯パトロール隊のみなさまの存在は、とても心強く暖かく感じました。
地域でできることは地域で助け合うことが大切だ、というまさに実践でした。
「警察」を辞書で引くと、
→社会公共の安全・秩序に対する障害を除去するため、国家権力をもって国民に命令し、強制する作用。また、その行政機関。
国民の生命・身体・財産の保護、犯罪の予防・鎮圧・捜査、被疑者の逮捕、公安の維持を任務とし、・・・。
とあり、また、54年の警察法改正により、自治体警察を廃し、国家警察と都道府県警察との組織に改めた。
などと記されています。
「防犯」という目的に含まれるものには、国家権力をもってして解決するほど重大な案件や危険な任務も時として生じる可能性があることをしっかり踏まえて「パトロールの皆さんの安全」も含め、今後を見守り支えていかなければいけないのだと思いました。
(時には、「本来警察という、権力を持った機関が行う任務の肩代わりを市民や行政がすることは大丈夫なのか?」という心配とも向き合いながら。)
昔、母から、警察「署」、税務「署」、消防「署」などと、市役「所」の違いを教えられた事を思い出しました。
今日グランドに集まった無邪気な児童たちが育っていくこれからの社会が、引き続き平和で、そして思いやりや暖かみ、希望にあふれる社会でありますように。
犯罪を取り締まることとともに、「まちづくりは人づくり」、犯罪を犯すという選択を人がしなくてもいい社会づくりは、私たち大人の責任だなあとしみじみ思いました。