元気日記
2004年5月8日
毎月の意思表示*栄の車道を歩く*
『有事法制反対ピースアクション』という市民団体主催の集会&デモンストレーションに参加しました。
ほぼ毎月の行事です。次回は6月5日。
回を重ねるにつれ、参加者同士が顔見知り→お知り合いになっていく嬉しさも。
(過去の記録は、今後アップします。現在はその様子は大島令子さんの日記1・2・3からごらんいただけます。)
毎月この日は私の意思表示。「戦争反対!」
約250人の人びとが個人の意志で集い、平和をアピールするピース旗をはためかせ、イラクから「もどれ 自衛隊!」との思いを街行く人々に訴えました。
私も日頃は部屋に飾ってあるピース旗を持参し、今日はドレス気分で身にまとい、その嬉しさもあって元気いっぱいアピールをしてきました。
「デモ行進」と聞くと、大きな声で怒っているだけだとお思いになりますか?
主催者が事前に 届出をし、車道を一車線占領して行進する私たちを警察が安全に守ってくれる中で、市民の意思表示のひとつの手段としての「デモ行進」は保障されています。それが、たとえ政府の方針に異を唱えるものであっても。
日頃、私の仕事のフィールドは、『尾張旭市』です。
市民の暮らしに直結した多様な要望にたくさん触れることができます。
今日は、ちょっとフィールドを広げて、愛知県民として、日本人として、地球人として。
そして、暮らしを見るレンズを「身の回り」から、「世界」へズームアウト。
わたしたちには、『想像力』がある。大切な人が巻き込まれないと気付けないのは、レンズが「身の回り」にズームインしているからだ。
ときどきズームアウトして、世界の各地で起こっていることに想いを馳せたい。
すべては連鎖しているし、1人の力も影響することができる。
殺すことを、任務として仕事として果たさなければならない人の苦悩を、その狂気を思い出し、いたたまれない日を背負い続けて生きていくであろう兵士の人生を想像できるだろうか。
一方で、突然我が家の天井が爆撃により破壊され、家を追われる人の行く当ての無い悲しみと途方にくれる思いを想像できるだろうか。
戦争は子どもたちから身体をうばう、自由をうばう、そして、ときには家族さえも・・・。
『ぼくの見た戦争 2003年イラク 高橋邦典/写真・文』 (2004年 第9回329−日本絵本賞 大賞受賞)の 中のこの一文が忘れられない。
【ご要望があれば、貸し出しします。ご連絡くださいませ。】
「無関心」は、「どちらでもいい」ではなくて、「現状の容認」という結果を生む。
多くの人と一緒に意志表示「NO WAR!」を叫びたい。
憲法の意味する「平和的解決」は、今日の空のように、太陽が照らし、北風も脱がせなかった旅人のコートのように、争う人々の心の鎧を脱がしていくことだと思っている。
そしてまた、こうしてデモ行進をすることも、憲法によってしっかり保障されている。
憲法は、国民の「義務」ではなくて、「権利」を護ってくれているのだ☆
まだまだ暮らしの色々な場面で憲法によって護られているという実感を発掘していきたい。皆さんもご一緒に。。。