
元気日記
2025年7月13日
元会計検査院長・田中弥生さんの講義から学ぶ、公正と効率

\#独立財政監督機関・会計検査院の使命から/
元会計検査院長・田中 弥生さんから学ぶㅤㅤ
先日、山本 恵子さん主催の勉強会に
参加させていただきました。
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自治体の給付事務にまつわる予算審査を通して。ㅤㅤ
また、昨年、
市の監査委員をお預かりした経験を通じて
感じていた”モヤ”が、今回クリアになりました。
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►物価高騰対策について
「消費税減税 VS 給付金」という二択議論で佳いのか?
- 消費税減税、給付金の双方の課題(会計検査の視点から)
- 物価高騰対策は他にもある(電気・ガス、ガソリン、臨時地方創生交付金など)
- 物価高騰対策 ”以外” の政策はどこに行ってしまったのか?
田中 弥生さんの公式サイトにも
以下のようなテーマでブログが掲載されています。ㅤ
ぜひ、ご覧ください。
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#オトナの公民講座 でも、
政治の役割の「公正」と「効率」について
お伝えしています。
►社会制度が「公正」であるか?
ジェンダー平等をはじめとした
「目の前の人を包摂する価値観」を広げていくこと。ㅤㅤ
►お預かりした税を「効率」的に還元しているか?
税を事業へと変換し、
市民サービスに還元する。
その際の効率的な方策や、
政策目標・達成状況への着目と検証。
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データと共に示される、
解像度の高いお話に胸を熱くしました。ㅤㅤ
有権者に対しても、社会に対しても
誠実であるということ。
それは
「政策を掲げた以上は、成果を出すこと」に
コミットすることだと、激励をいただきました。ㅤㅤ
俯瞰する ”鳥の目” と
現場からの ”虫の目”
双方をもって、
これからも精進してまいります!ㅤㅤ
ありがとうございました。ㅤㅤ
※画像は、以前の委員会審査解説を再掲ㅤㅤ
田中 弥生さんが会計検査院現職の頃に
発信された動画を拝見し、
決算時点の各事業の「給付率」が
バラバラであったことを指摘されていました。ㅤㅤ
私も当時、監査委員として
給付事業は、「通知すること」が仕事ではなく
「配りきる」ことが事業目的なので
通知しても「申請」が無いと配れない仕組みの中で
当市はどこまで配りきる努力をしているのか
について質疑を交わしたことがあります。ㅤㅤ
当市は、
「申請勧奨」を何度もすることで
給付率97%まで努力したというやり取りも。ㅤㅤㅤㅤ