元気日記

元気日記

2018年4月23日

#Me Too #We Too #With You

Me Too We Too With You
緊急院内集会に
参加しています。

 

有志の全国の出産議員とともに
以下の声明を出しました。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

「ハラスメント
(=優位性を背景に苦痛を強いる行為)社会」を
今こそ終わりに

 

女性記者に対する財務省・福田淳一事務次官の
セクシャルハラスメント疑惑に端を発する
同省の一連の対応は人権侵害であり、
男女参画社会の実現に逆行し、
一人ひとりの個性や能力が発揮される社会と
相反するものである。

 

また、社会の各場面で
未だ根強いそれらの意識も
今回明らかになってきている。

 

数あるハラスメントは、
圧倒的な力関係の差がある状況で起きており、
そこで苦痛を甘受しなければならない人など
誰一人あってはならない。

 

強者の側こそこの構造を学び、
この構造に敏感であり、
この構造を今こそ終わりにすべきである。

 

決して、被害を訴え出た側が
責められるようなことになってはならないし、
被害を訴え出ようとする者に対し、
事を荒立てる者として扱うこと、
事態を傍観し、容認することに
つながるような態度も
変えていかなくてはならない。

 

私たち出産議員の活動現場である
地方自治体では、
「性別や世代、国籍の違いを越え、
多様な人々が暮らし、お互いの人権を尊重し、
女(ひと)と男(ひと)一人ひとりが
その人らしく性別などの違いにかかわりなく、
お互いの個性を尊重し合い
自分らしく生きたいという気持ちを
大切にしていこう。」と、
男女共同参画社会の実現にむけて
それぞれの地域で取り組む中にある。

 

セクハラ問題の根底には男尊女卑があり、
これ以上放置してはいけない。

 

また、女性がマイノリティである
政治分野で奮闘している立場として、
私たち女性地方議会議員にとっても
今回の事態は看過できない
大きな問題である。

 

女性記者の多くが経験している、
取材先や、仕事現場内での関係悪化をおそれ、
セクハラに相当する発言や行動が
繰り返されても
うまく受け流す事を暗に求められ、
屈辱的な思いをしても
誰にも相談できないという実態は、
私たち女性地方議員の日常にも
通ずるものがある。

 

一人ひとりの声はかき消されてしまいそうな
弱い立場にあっても、
つながり合うことで、
その声を表に明らかにし、
勇気を持ってハラスメントを断ち切る意思を
示す時である。

 

出産議員である私たちは、
母として、社会を創る地方議員として、
誰もが安心して能力を発揮できる
職場環境、社会を、
今こそ作っていかなくてはならず、
セクシャルハラスメント防止と
女性の地位向上に力を注ぐ使命があると、
強く認識し、ここにメッセージを発信する。

 

負の循環を繰り返してきたのは、
自分も含め無関心でいたすべての人なのだと
胸を痛めているすべての方々と連帯し、
問題の本質を誤らず解決に向けて
力を尽くすことを誓い、
WE TOO と、声を上げる列に加わることを
表明します。

 

2018 年 4 月 23 日

https://www.facebook.com/metoowetooWITHYOU/

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