元気日記
2007年2月8日
2月は本当に早い・・・
知事選挙の惜敗から明けたと思ったら、早2月も半ばに突入です。
後半には、来年度の予算説明会→3月議会へと突入するので、
今の時期が一番動ける時です。
今日は午前中はシルバー人材センタ-の設立20周年記念大会、
午後は小中学校教職員特別研究発表会に参加しました。
その指導講評の中で、OECD(経済協力開発機構)
の行うPISA調査では、
キー・コンピテンシーという3つの概念があり、
①社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力
(個人と社会との相互関係)
②多様な社会グループにおける人間関係形成能力
(自己と他者との相互関係)
③自律的に行動する能力(個人の自律性と主体性)
これらによって、
「どんな困難な状況でも生きてゆける力」
のめあてとしているというお話がありました。
日本の学力が落ちているというのは、
日本が物質的環境に恵まれているため、その「生きる力」
が落ちているという解釈であり、
世界のどこの国の子どもも
この3つの力を持つことができるようにするという
人道支援のモノサシになりうる調査であるということでした。
この、キー・コンピテンシーがあらわす
「生きる力」につながる授業の研究発表でした。
最近国会で語られている窮屈な「教育」論から大空に解き放たれたような
爽快な気持ちになりました。
目先のことで息詰まった時には、遠くを見るとはよく言ったものですね。
世界では大きな崇高な働きがまだまだたくさんあるのでしょう。
地域を歩き、地域の現状を理解しようとしながらも、
こうしてグローバルスタンダードな価値観から刺激を受けて、
2月、まだまだこれからも顔晴ります!